民家の学校「林業体験」
2006.8.14
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「民家の学校」のカリキュラムは続きます。
「農業」の後は「林業」体験。
一本の丸太は「製材」のプロセスを経て、柱やテーブルに。
その製材の第一歩が「皮むき」。
樹皮をむいて素丸太にします。
虫による侵食を止めるためにも伐採後なるべく早めに皮をはぎとります。
「民家の学校」生徒総出で皮むきに挑戦。
スギにヒノキ、
長いのやら短いの、
節の多いの少ないの、
太いのやら細いのやら、
クセのあるものないもの・・・
製材してしまうと見分けがつかないけれど、
木ってこんなにも個性が豊かなんだ・・・
実感です。
高く積まれた原木の山がみるみる「裸」に。
村の林業家によると4メートルの間伐材の丸太価格は一本1,000円未満。
大汗かいて、悪戦苦闘の割りに実入りが少ない・・・
これも実感です。
里山の美林を維持するにはとてもお金と労力がかかります。
都市開発を過熱させるより、
山村などの地方経済をもっともっと元気にさせないと、
「豊かな日本の家づくり」など遠い夢のまたユメ・・・
ですよ、政治家諸兄!
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