手触りが優しい「コシアブラ」の丸木。
東京「深沢の家」の現場はちょうど造作工事にとりかかろう、という時期でした。
さっそく、この「コシアブラ」を現場に運び込み、
「これ、階段の手すりに使ってみたい・・・」
と大工さんに取り付けてもらいました。
表面を磨いただけで、
「あて」の曲がりも
「節」の凹凸も
そのままに。
手を加えないほうがかえって気持ちがいい、ということもあるのですね。
「里山の木を使えば日本の山は元気になる」
という思いのもと、ここの現場では国産材を多く使っています。
写真は桧のムク材フローリング。
木曽の山から伐りだされた間伐材を使用しています。
節は多いけれど、かえって自然素材の素性をよく伝えていますね。
