福島・川内村 陶芸と木工
土志工房(としこうぼう)
自然のぬくもりをお伝えする里山の工房です。
古民家窯元の歳時記・・・
11月6日(日)
富士
ずいぶん前のことだが、娘がまだ小学生になる前、
大船の展示会後、富士五湖と、富士山を一周したことがあった。
今娘も高校2年生である。
その時に、できれば富士山を描いてみたいと思ったりもしたが、
まだ富士を描ける年齢ではないような気もして、それなりになっていた。
体調を崩した頃より、なぜか強く富士を意識するようになった。
富士山には、多くの人があこがれをもっていたようで、
富士の傑作を描いた先人は、北斎、大観、操、球子ときりがないほどである。
私などが今更富士を、という気持ちもあるのだが、
やはり、一度は挑戦してみたいテーマではあったので、
この際、と思い私なりの富士を描いてみた。
今回は、どこから見た富士ということよりも、イメージとしての富士、
模様と化した富士などにテーマをしぼって表現してみたいと思った。
それで、同じような作品も多くなった。
一点一点の充実度に重きを置くことよりも、
かたまりとしての表現方法をとることにした。
大船「ギャラリーサカイ」における「志賀敏広・絵画展」には
大勢の方々にご来場いただき、まことにありがとうございました。
皆様からの温かいご支援に深く御礼申し上げます。
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