「土志工房」の志賀敏広さん。
自然体で飾らない人柄と作風に地元福島を中心に大勢のファンがいます。
ときどき田舎暮らしの私もそのうちのひとり。
私が設計した東京の「深沢の家」のダイニングテーブルとベンチの制作をお願いしました。
材は福島産のクリの大木。
一昔前、近くの国有林の払い下げによって得られた貴重な材です。
図面やスケッチをお見せしながら「里山のぬくもりを伝えるテーブルを作ってほしい・・・」
という私の希望に快く引き受けてくださいました。
こちらからお伝えしたのは、巾・長さ・高さの寸法など基本的なことだけ。
あとは志賀さんの「感性」におまかせしました。
里山を知り、木を知る人の手によるものです。
きっと、素晴らしい作品が出来上がることでしょう。